カラス(烏、鴉、鵶、雅)crow:Corvus
古くから世界各地で「太陽の使い」や「神の使い」として崇められてきた生き物でもある。これは古代の世界各地において、朝日や夕日など太陽に向かって飛んでいるように見えるカラスの姿(近年では太陽の位置と体内時計で帰巣する姿であるという研究がある)を目にした当時の人々が、この性質を太陽と結びつけた結果、神聖視されるようになったという説がある。
また、古代には鳥葬の風習があった地域が世界各地に存在し、猛禽類やカラスなど肉食性の鳥類が天国へ魂を運ぶ、死の穢(けが)れを祓(はら)ってくれる、あるいは神の御使いであるなどの理由で神聖視されたという説もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/金烏
https://ja.wikipedia.org/wiki/三足烏
https://ja.wikipedia.org/wiki/ネヴァン
https://ja.wikipedia.org/wiki/バズヴ
https://ja.wikipedia.org/wiki/フギンとムニン
https://ja.wikipedia.org/wiki/モリガン
https://ja.wikipedia.org/wiki/八咫烏
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:神話・伝説のカラス
http://www.moonover.jp/2goukan/ohter/watari/watari-world.htm
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観 | 人と鳥の文化誌 細川博昭 | web春秋 はるとあき
今から3600~3900年ほど前に生きた古代エジプトの人々は、「ベンヌ」という、霊鳥にして神でもある存在を崇めた。ベンヌは、一年を通してナイルの河畔に生息しているアオサギがモデルとされ、その姿でのみ描かれて、人間の形状はとらない。
神話に登場する鳥と、神話時代の鳥観 | 人と鳥の文化誌 細川博昭 | web春秋 はるとあき
中国の神話においては、太陽の核、あるいは魂ともいうべき存在がカラスであり、そのカラスは3本の脚をもつとされた。太陽の精気が集まってカラスの姿になったとも考えられ、そのカラスが太陽の中に棲んでいると信じられていた。
洪水がおさまりかけたとき、あたりの様子を確認するためにノアがまず空に放したのはワタリガラスだった。だが、もとより自由な気質の存在であり、長時間飛び続ける力もあったワタリガラスは、待てども、待てども、ノアのもとに戻っては来なかった。
次いで、ノアはハトを放つ。
ギリシア神話の太陽神アポロンもカラスを使役した。そのカラスはワタリガラスで、かつてはハクチョウも羨むほどの純白の羽毛をもっていた。
インド(ヒンズー教)の神話において、神ビシュヌは、聖なる乗り物として、ガルーダという名の巨鳥を使役し、その背に乗って世界を移動した。
日本神話では、神々は、「天鳥舟あめのとりふね」という名の、神にして移動手段でもある存在に搭乗させてもらうことで、天と地上とのあいだを行き来する。
天鳥舟については、記紀にはその形状の記載はなく、どんな姿をしていたのか不明だが、「鳥舟」という名称からも察せられるように、いずれにしても飛行には「鳥」または「鳥の翼」、もしくはそれに相当するなにかが必要とされたと考えることができそうだ。
飛び立ったハクチョウ(ヤマトタケルの魂)は、はるかな空の彼方へと飛び去っていく。そこには、季節がめぐると渡り去る水鳥を霊的存在と認識する、弥生時代から続く原始的な宗教の影響が見える。
古代エジプトにおいて死者の魂は、鳥や、人間の頭部をもつ鳥「バー」の姿で描かれた。その姿は、死者とともに埋葬された葬祭文書「死者の書」などに見える。テーベで発見された「アニのパピルス」にもそうした翼ある存在が描かれていた。
死した後、その魂が鳥へと化身する話は多い。アニミズムが支配的だった文明化する以前の原始的な社会において、飛ぶ鳥を、死者の魂の運び手や、魂そのものとみなす思想が世の東西に広く存在していたことが大きい。
主神であるゼウスは、思いを募らせたスパルタ王妃レダのもとをハクチョウとなって訪れ、
レダが産んだ卵の1つから生まれたのが、トロイア戦争の発端となった美女ヘレネとされる。
アメリカ先住民のワイヨット族には、遠い祖先はコンドルだったという言い伝えも残る。
https://en.wikipedia.org/wiki/Wiyot
鳥居:とりい:
カラスが神話や旧約聖書・仏教に深く関わっている理由とは?【カラスの話】 | ラブすぽ
https://ja.wikipedia.org/wiki/鳥居#:~:text=鳥居(とりい)とは,の「門」である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トーテムポール
https://ja.wikipedia.org/wiki/将軍標
古代のカラスのイメージ | 鳥害について | 鳥害対策のアンテック
八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話に登場するカラス(烏)であり、
祝・阿部智里「八咫烏シリーズ」アニメ化! 『烏は主を選ばない』第1章を全文無料公開 『烏(からす)は主(あるじ)を選ばない』(阿部 智里) | ためし読み - 本の話